夜、海が幻想的に青く光る現象「夜光虫(やこうちゅう)」。鎌倉や江の島、茅ヶ崎でも観測ができるとあって、SNSでもたびたび話題になっています。
実際に見てみたい!という人も多いと思いますが、実は夜光虫が見られるかどうかは運任せ。100%確実に見る方法はありません。
そこで、高確率で遭遇できる時期や条件、湘南でよく夜光虫が見られる場所をまとめました。
2017年GW
— 江ノ島さんぽちゃん (@enoshimasanpo) April 13, 2019
江の島と夜光虫
今年は出会えるでしょうか📸 pic.twitter.com/Z88ouFiOxL
夜光虫を湘南で見るポイント
夜光虫はいつまで?発生する時期
夜光虫は、春から夏の水温が上昇する時期に大発生します。
とくに晴天が続いた日や、雨が降った翌日の海水温が上がるような日に発生しやすくなります。
5月は一気に海水温が上がるので大量発生しやすく、ゴールデンウィークの頃にSNSでたびたび話題になっています。9月ごろまで観測できることが多いようです。
ちなみに、wikipediaによると夜光虫の正体は赤潮。とはいえ、赤潮が発生したからといって夜に夜光虫が必ず見られるとは限らないようです。
潮がたまる場所に発生しやすい
夜光虫は海水面付近にいるので風の影響を受けやすいのも特徴。
そのため海から陸にかけて風が吹いている日に、潮の流れがゆるい場所でよく観察できます。
湘南で夜光虫が見られる場所
材木座・由比ヶ浜・坂ノ下・七里ヶ浜(鎌倉)
去年のですが。
— 🏝メロカマちゃん🦩🏖 (@merokamachan) July 21, 2020
夜光虫が大量発生してたらしく、現地で知り合ったサーファーのおっちゃんが送ってくれた😊
こういうのを映えてると言いたい。
〜2019年7/14(日)由比ヶ浜〜 pic.twitter.com/wXute4J6sp
海水浴場としても知られる由比ヶ浜は、夜光虫観察スポットとしてもよく話題となっています。砂浜が広いので観察もしやすそうです。
材木座から七里ヶ浜あたりまで夜光虫が見られますが、由比ヶ浜と七里ヶ浜が江ノ電の駅から行きやすいです。
片瀬西浜・鵠沼海岸(江の島周辺)
夜光虫、江ノ島・片瀬〜鵠沼東・西、かなり広範囲に見れました。今までは鎌倉方面でしか見たことがなかったけど、壮大なスケールです!写真だとなかなか伝えきれませんが、参考まで。時間は20時半ぐらいです。 pic.twitter.com/Qcaou30YdQ
— AbeRei (@abe_rei) May 5, 2017
片瀬西浜や鵠沼海岸でも夜光虫が見られるとの報告があります。ちょうど新江ノ島水族館の裏あたりなので、遊びに来てそのまま夜まで滞在する人も多いです。
辻堂海岸(藤沢市)
2017年5月5日、辻堂海岸の夜光虫その2 pic.twitter.com/IkHSB3h9cq
— yoto2nd (@yoto2nd) May 5, 2017
辻堂海岸は鎌倉や江の島周辺に比べて観光客が少なく、比較的静かに夜光虫を見られます。
サザンビーチちがさき(茅ヶ崎市)
今夜の #夜光虫 #茅ヶ崎
— けんちゃまん (@kenchaman) July 30, 2020
友人が撮影した写真。江の島バッグど素敵!上手だなぁ。 pic.twitter.com/RLfwnPjJn9
茅ヶ崎のサザンビーチちがさきと菱沼海岸でも夜光虫が目撃されています。駅からやや遠く駐車場も少ないので注意。
湘南の夜光虫まとめ
夜光虫を見られる可能性が高いのは
・5月〜9月
・水温が上昇する日
・潮の流れがゆるい場所
「いま夜光虫見られます!」などとツイートしてくれる人も多いので、ツイッターで検索してみるのもおすすめです。
また、見に行く時の注意点として、夏期は近隣の駐車場がすぐ満車になり、道路が渋滞します。
最近はこの夜光虫が話題になり、夜遅くまで混雑してしまうことも。できれば電車などの公共交通機関で行きましょう。